平成28年度姫野病院指標

年齢階級別退院患者数
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
成人市中肺炎の重症度別患者数等
脳梗塞のICD10別患者数等
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）

年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	8	25	30	33	66	100	169	412	658	258

退院した患者様の年齢階級別分布になります。
50代以降の高齢者、特に70代の高齢者の入院が多数をしめております。

診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード

リウマチ科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均年齢
070470XX99X3XX	関節リウマチ	2	14	70.0
0400801499X001	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）	1	9	88.0

関節リウマチは全身の関節の変形などをきたしており、免疫力や筋力も弱っているため、比較的長い入院が必要となっています。
最近では生物学的製剤の導入も行っております。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均年齢
040190XX99XXXX	胸水、胸膜の疾患（その他）	1	4	6
100393XX99XXXX	その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害	1	2	11

小児の入院医療は当院では限られていますが、年間1例の肺炎や溺れかけの入院がありました。

神経内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均年齢
010160XX99X00X	パーキンソン病	25	23.5	80.1
010170XX99X00X	基底核等の変性疾患	3	22.7	74.0
040081XX99X00X	誤嚥性肺炎	2	26.5	75.0
010069XX99000X	脳卒中の続発症	2	40.0	81.0
010130XX99X0XX	重症筋無力症	2	19.5	83.5

高齢になっていくと、体の動きが不自由になり、様々な病気があります。
当院では、神経内科の専門医（酒井徹雄）により、パーキンソン病をはじめとする神経難病の治療を薬物療法、リハビリを併用して積極的に行っております。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均年齢
160690XX99ＸX0X	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）	113	30.2	79.1
160800XX01XXXX	股関節大腿近位骨折	70	43.8	83.5
160980XX99X0XX	骨盤損傷	67	30.3	79.9
070350XX99XXXX	椎間板変性、ヘルニア	53	22.0	56.8
160100XX99X00X	頭蓋・頭蓋内損傷	29	15.4	70.8

転倒して、背骨や股関節、恥骨等を骨折する患者様が多数運び込まれてきます。
コルセット装着、手術、リハビリテーションをしてなるべく元の生活へ戻れるようにしています。

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均年齢
040081XX99X00X	誤嚥性肺炎	109	33.0	84.0
0400801499X002	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）	73	25.2	86.5
180010X0XXX0XX	敗血症（1歳以上）	50	30.4	81.8
050130XX99000X	心不全	49	27.2	84.7
010069XX99000X	脳卒中の続発性	38	41.7	78.5

高齢になり、飲み込む力が弱くなったりすると、肺炎の患者様が増えてきます。
また、心臓が悪くなった患者様も少なくありません。
薬剤、点滴はもちろんですが、場合によっては人工呼吸も併用し、早期治療を目指しています。
また、その間に安静をとっていると、1週間程度で寝たきりになってしまうため、早期からリハビリテーションを介入し、足や腰の力が弱くならないようにしています。

初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード

	初発					再発	病期分類基準（※）	版数
	Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明	再発	病期分類基準（※）	版数
胃癌	0	0	0	0	0	7	1	7
大腸癌	0	0	0	0	0	1	1	7
乳癌	0	0	0	0	0	0	0	0
肺癌	0	0	0	0	1	3	1	7
肝癌	0	0	0	0	0	8	1	7

※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約

当院では、一般内科に来られた患者様の中でしばしば癌が発見されます。
希望に応じて3次医療機関へ紹介しております。
手術や抗がん剤による治療が一段落したあと、おだやかな緩和ケアで看取りをされる場合には、緩和ケアを行っております。

成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	5	50.6	56.4
中等症	75	25.4	81.5
重症	14	27.4	86.7
超重症	4	17.8	86.3
不明

高齢者中心に重度の肺炎の患者様が増えてきています。
人工呼吸や早期のリハビリテーションにより命を救うことはもちろん、元の体に戻せるようにしています。

脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード

ICD10	傷病名	発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢
G45$	一過性脳虚血発作及び関連症候群	3日以内	3	4.7	70.7
G45$	一過性脳虚血発作及び関連症候群	その他	0	0	0
G46$	脳血管疾患における脳の血管(性)症候群	3日以内	0	0	0
G46$	脳血管疾患における脳の血管(性)症候群	その他	0	0	0
I63$	脳梗塞	3日以内	10	23.3	79.8
I63$	脳梗塞	その他	5	48.0	83.4
I65$	脳実質外動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの	3日以内	0	0	0
I65$	脳実質外動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの	その他	0	0	0
I66$	脳動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの	3日以内	0	0	0
I66$	脳動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの	その他	1	55.0	76.0
I675	もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症>	3日以内	0	0	0
I675	もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症>	その他	0	0	0
I679	脳血管疾患，詳細不明	3日以内	0	0	0
I679	脳血管疾患，詳細不明	その他	0	0	0

脳梗塞発症後、点滴やリハビリテーションを中心に行っていますが、
重度の全身管理が必要な患者様の慢性医療（人工呼吸・点滴・胃瘻）を受け入れています。

診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術	40	3.7	49.7	5.0	82.4
K0811	人工骨頭挿入術	26	7.5	40.6	3.8	80.4
K068-2	関節鏡下半月板切除術	26	1.0	20.3	0.0	66.2
K0462	骨折観血的手術	18	1.6	22.3	5.6	65.6
K0821	人工関節置換術	14	3.4	47.0	0.0	73.5

転倒による骨折が主体になりますので、膝関節や股関節の手術を行っております。
早期からのリハビリで改善を目指します。

内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。）	33	23.3	35.3	21.2	79.8
K616-4	経皮的シャント拡張術・血栓除去術	12	23.3	27.2	16.7	79.3
K610-3	内シャント設置術	6	8.3	20.7	0.0	75.7
K654	内視鏡的消化管止血術	5	13.2	26.2	40.0	80.0
K6182	中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他）	5	17.2	22.8	40.0	80.0

胃瘻造設は年間約40件となっております。
静脈栄養を希望される患者様にはCVポート留置術を行い、食べられない患者様にも対応しております。
また、慢性腎不全の患者様の透析導入も行っております。

その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	2	0.10
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	0	0
180010	敗血症	同一	46	2.40
180010	敗血症	異なる	14	0.73
180035	その他の真菌感染症	同一	0	0
180035	その他の真菌感染症	異なる	0	0
180040	手術・処置等の合併症	同一	8	0.42
180040	手術・処置等の合併症	異なる	0	0

強力な抗生剤投与、人工呼吸、菌毒素の透析により、救命をはかっています。

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八女市・久留米市エリアのリハビリテーション総合病院 姫野病院

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